院長コラムhead doctor’s blog
なんという縁・・・23.1.10
コロナ第8波の中で、2023年が始まりましたね。
世界で最も真面目にワクチンを打っているのに、今は世界で最も感染者が出ているという現実・・・。
自家用車に1人で乗っているのに真面目にマスクを掛けている人も多いですが、日本人って不思議な国民性です。
さて今回は昨年のお話しです。
岩出市で20年以上在宅医療に従事している大先輩の安川先生とお食事をさせて頂きました。
「田伏君はどうして緩和ケアを志すようになったのか?」
「学生時代に日野原先生の講演を聞いたからです」
「どこで聞いたの?」
「和歌山市内のお寺です」
「いつ頃の話し?」
「確か2000年頃です」
「あ、それ、僕とお寺の住職と知り合いで、僕が企画した講演やで」
「マジですか?ということは、僕が緩和ケアの道に進んだのは、回りまわって安川先生のお陰ということですね」
「まあ、そういうことやな」
私が安川先生のお名前を知ったのは、医師になってかなり時間が経ってからです。
そして今は安川先生と同じ在宅医療の仕事をしていますが、実は20年以上前から見えない糸で繋がっていたんです。
本当に人生って分からないモノですね。
今年もどんな出会いやご縁があるのかを楽しみに日々の訪問診療に励みますので、どうぞ宜しくお願いします。