院長コラムhead doctor’s blog
最近の訪問で21.3.14
徐々に春の気配ですね。
お店にも人が少し増えている印象です。
今回は最近の訪問での一幕です。
数か月前にある患者さんとその子供さんと話している際に、私の祖父と親交があったということが判明しました。
私の祖父は約30年前に他界しているので、ご本人と子供さんが祖父の思い出話をするのを私は懐かしく聞いていました。
先日訪問した際に1枚の色紙を出してきて、「先生のおじいさんが描かれた水墨画です」と。
亡くなる何年前に描いた絵かは分かりませんが、最低でも30年以上経っているのに保存状態は良好です。
そして患者さんご本人から、「家の片づけ(終活)をしていて発見しました。これからは先生が持っていて下さい」と渡されました。
何十年も前に描かれた絵が、孫に戻るとは不思議なご縁です。
私は子供の頃から今でも、絵を描くのはとても苦手で下手です。
祖父の絵をじっと見ながら感じたことは、絵を描く才能は祖父からは引き継がなかったということでした。
せっかくのご縁ですから、大切に保管したいと思います。