院長コラムhead doctor’s blog
62歳で19.4.6
今日は桜が満開ですね。
いつもは閑散としている和歌山城も大変な賑わいです。
私には開業時から決めていることが幾つかあり、その1つは62歳で在宅医を辞めるということです。
(もちろん62歳まで元気に仕事を続けられたらですが)
なぜ62歳かというと、42歳で開業したので20年という節目であることと、60代になればたとえ大病を抱えていなくても体力的に24時間対応が厳しくなってくると予測されるからです。
往診車の運転も自分でしていますが、視力/反射神経的にも運転が危なくなりかける頃ですよね。
62歳/20年間と自分の中で期限を区切っているので、そこまではとにかく一生懸命在宅医療に励みます。
私の訪問診療のやり方に、和歌山の在宅医療に関わる業界内には「非常識/バカな医者」と思っている人達がいると思います。
しかし和歌山県外には本当に素晴らしい在宅医療を提供されている先生がたくさんおられます。
和歌山の「常識」に捕らわれず、常に患者/家族さんに質の高い在宅医療の提供を心掛けて62歳まで走り切りたいと考えています。
えっ、62歳で辞めて何をするのか?
健康であれば医師まで辞めるつもりはないので、在宅医とは違うジャンルで医師としての最後のもう一仕事をするつもりです。
具体策は55歳くらいから考えます。