今日のお話しは今年の春に担当したSさんです。 患者さんは80代後半のおじいさん、奥さんと二人暮らし、娘さんが市内在住で頻回に両親を見に来ていました。 病名は肺癌で、リンパ節転移による食道狭窄のため、通院していたA病院で「…
水害は本当に怖いですね。 2018年10月の台風では、和歌山市内でも停電や断水で困りました。 皆さんは災害への備えをされていますか? さて、今回は在宅医の葛藤のお話しです。 在宅医療では、「医学的判断」<「本人/家族の強…
在宅医療と病院医療の違いは多くあります。 そのうちの1つに、本人/家族さんの希望を出来るだけ優先するという原則があります。 例えば、在宅医が診察の結果ある薬が必要ですと説明しても、本人/家族が何らかの理由で飲みたくない場…
私のクリニックに紹介されてくるのは、がんの末期の方が多いです。 そしてその方々とは、たった23日(中央値)でお別れします。 つまり患者さんにとって人生の最後の出会いが我々在宅医療のスタッフです。 悲喜こもごも様々な人生が…
あっという間に3年が過ぎました。 本当に時間の経過は早いです。 この3年間、梅田より遠い場所に行ったのは、1度日帰りで東京に行っただけです。 梅田ですら3年間で6~7回くらいだと思います。 全ては自分の理想とする質の高い…
コロナの勢いは弱まってきそうな雰囲気ですが、巨大地震の余震と同じく第2波も予測されるので、まだまだ油断はできないと思います。 そんな中、昨年お看取りを担当したご家族様よりこの時期に大変有難いプレゼントを頂戴しました。 我…
先日、Fさんを自宅でお看取りさせて頂きました。 がんの末期状態で、病院を退院した初回訪問の時点で厳しい病状でした。 しかし強い意志をお持ちの方で、何事もご自分でお決めになりました。 私は知らなかったのですが、Fさんはある…
コロナ危機は新たな局面に入り、長期戦の様相を呈してきましたね。 医療も経済もどこまで持ちこたえられるか分かりませんが、自分の身は自分で守るしかないです。 ご存知の方も多いでしょうが、山中伸弥先生のサイトをご紹介しておきま…
コロナ騒動はまだ鎮まる気配はないですね。 ヒトの感染症との戦いは有史以来ずっとです。 今回も乗り越えられるハズですので、それまでに死亡しないように対策を怠らないようにしたいですね。 さて、今年の私が取り組みべきテーマの1…
新型肺炎の影響はまだまだ収まりませんね。 いつもの飲食店に行ってもお客さんが明らかに減ってます。 本当に早く終息してほしいですね。 先月、がん患者さんのお看取りが通算100人を超え、全てのデータを見直していました。 その…