たぶせ在宅クリニック 和歌山市の訪問診療

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院長コラムhead doctor’s blog

願いのくるま23.9.11

在宅医療

暑さがようやく緩くなってきましたね。私は真夏/真冬よりも季節の変わり目の体調を落としやすいです。

さて、「願いのくるま」ってご存じですか?多分ほとんどの人は知らないと思います。私も全く知らず神﨑先生から教えてもらいました。

ターミナルケアを受けている人=人生の最後の時期を過ごしている人が、どこかに行きたい時にその移動をお手伝いしてくれるボランティア団体です。元々はドイツ/オランダが発祥で、2018年に日本でも事務局が立ち上がり活動されています。テレビで取り上げられたことがあるそうなので、放映を見た人もいることでしょう。

先日、この団体の事務局の方々と情報交換する機会があったのですが、和歌山もサービスエリアには入っているが、実際の依頼はまだゼロとおっしゃっていました。和歌山でも依頼があれば引き受けて頂けるそうです。

クリニック開業以来、私も担当している患者さんの外出のお手伝いをしたことは何度もあります。(2020年4月のコラムをご覧ください)

外出するのはリスクもありますが、多くの場合はメリットが上回ります。外出から自宅に戻った時はご本人も家族さんも疲れていますが、かけがえのない時間と思い出を手に入れることが出来ます。

今回は「願いのくるま」の紹介をさせて頂きました。

一般社団法人 願いのくるま (negai.org)

30年以上使っていなかった私物をレストアしました。かなり痛んでいたので新品同様にはなりませんでしたが、可能な範囲で綺麗になって戻ってきました。ケースもボロボロだったのでケースは新調。試しに使ってみましたが、予想通り相当練習しないとダメということが分かりました。細々と練習をしていますが、辞めずに続いたら中身を公開するかもしれません。期待せずにお待ちください。