院長コラムhead doctor’s blog
相談だけでも構いません23.10.6
一気に涼しくなり、秋の移ろいは一瞬で過ぎそうですね。
地道にコラムを続けているお陰でしょうか、「コラムを楽しみにしているよ」とお声掛け頂くことが増えてきました。
在宅医療を受ける患者さんと家族さんは、ほとんどの方は初めての経験なので、病院の主治医や連携室スタッフ、ケアマネさんに勧められて紹介されてくる方が多いです。
しかし最近は、ホームページからの問い合わせやクリニックに電話で直接相談のケースも増えてきました。
1つとして同じ相談内容はありませんし、プライベートな相談やデリケートな相談もありますので、相談は私か神﨑医師が必ず対応しています。相談の結果、在宅医療の開始とならないケースもありますが、私達は全然構いません。在宅医療が開始になってもならなくても相談料は無料です。無料の理由は3つあります。
①在宅医療を受けるかどうかの選択の部分だけでも、私達がその方のお役に立てればそれで充分。
②在宅医療を受けるに当たってどんなことで悩んでいるのかという情報が得られること。
③相談に乗るという普段の訪問診療とは異なる貴重な経験値を私達が得られること。
在宅医療にはデメリットもありますし家族負担も少なからずありますから、相談者の方が納得して選択出来るように相談に乗ることを常に心掛けています。
また、同業者の方からも相談を頂くことがあります。
・在宅医療の細かいルールが分からない
・患者さんや訪問看護師から、○○して欲しいと言われたが、どうしたらいいか分からない
・医療用麻薬の使い方が分からない
これらももちろん無料でお答えしています。
今後も遠慮なくご相談下さい、お待ちしています。
(イメージ写真です)
和歌山市内でもどんどんお店が減っていきますね。
また1つ、いきつけのお店がなくなります。
私が通っているお店でも、後継者が不在で年配の方がギリギリで続けているお店が何件もあります。
街を走っていても、空き家や更地の多さに・・・。
在宅医療は社会の生き写しでもあるので、日々考えさせられます。