たぶせ在宅クリニック 和歌山市の訪問診療

  • 〒640-8264 和歌山市湊桶屋町10 M&MビルA号室
  • TEL073-424-0207
  • FAX073-424-0300
メニュー

院長コラムhead doctor’s blog

振り返り23.12.29

在宅医療

寒暖の差が激しい12月でしたので体調管理が大変ですが、残りの冬は暖冬だそうですね。今年もあと数日ですが振り返りをしたいと思います。

①クリニック全体

スタッフ全員が病気や事故もなく元気にそれぞれの役割を果たしてくれました。西田MSWを新たに迎えて事務所が手狭になりましたが、さらに賑やかになっています。スタッフの福利厚生をさらに充実することで、より働きやすい環境も整いました。来年は2回目のリフォームが控えており、念願の面談スペースや倉庫の拡充を行います。

②田伏チーム

同業他社の増加や各医療機関の在宅医療への進出もあり、患者数は開業以来初めて減りました。それに伴いいわゆる困難事例の割合が増え、あらゆる意味でかなり鍛えられた1年になりました。この傾向は今後も変わらないので、自分自身がもっと成長出来ると信じて日々の在宅医療に臨みます。

③神﨑チーム

神経内科専門の在宅医は和歌山にはオンリーワンですが、在宅医に転身して3年目で神﨑先生は完全に基礎が固まり、西田MSWの増員も相まって更にパワーアップした1年でした。チームとして真面目に一生懸命取り組まれているお陰で新規依頼も絶えることがなく、マンパワー不足のために現在は新規受け入れを中止しています。あちこちからお叱りを頂きますが、院長としてはスタッフの過労や質の担保を考慮しないといけませんので、両者のバランスを取りながらのチーム運営をせざる得ません。

④在宅医療を取り巻く環境

私が開業して6年半が過ぎ、私の予想以上に和歌山市の在宅医療の環境は変化しています。もちろん良くなった部分もありますが、私は普段から全国の在宅医療の現状や国の在宅医療に関する方針を知ることに努めていますので、悪くなった部分や一向に改善されない部分にどうしても目が行きます。和歌山人の特性や地域性もありますので、全国の取り組みを単に和歌山に持ってくればよいというものではありませんが、様々な想いがあります。こればかりは焦らずに出来ることを1つずつ行うしかないと考えています。

⑤個人的な事

今年は48歳で年男です。次の年男を元気で迎えられる保証はどこにもないので、自分の残りの人生をどう過ごそうか、人生で1回限りの50代をどう過ごそうか、ずっと考えています。もちろん自分の理想を追求する今の仕事の方針は全く揺るぎませんが、様々な患者さんの人生に日々触れていると仕事以外も充実させたいなあと思うことも多いです。構想を練り続けますね。

さて、皆様はどのような1年だったでしょうか?来年も神﨑先生と共にどうぞよろしくお願い致します。

今年も元気で安定の仲良し兄弟でした。来年もちょいちょい登場しますので、お楽しみに。