当クリニックの社会福祉士(MSW)の西田さんが、先日能登での支援活動に参加されました。
日本医療ソーシャルワーカー協会からの派遣という形で、現地の1.5次避難所で実質6日間もの活動に従事されています。

無事に戻られた西田さんから現地の状況を伺いましたが、発災から3カ月が超えても避難所から自宅や次の住居に移れない人がまだ大勢おられるとのこと。全国からの応援と現地行政が一生懸命活動していても、様々な理由で避難所に留まる人への退所支援は困難を極めるそうです。

経験豊富な西田さんでさえも平時では直面しない状況での活動は、かけがえのない経験となったことでしょう。
私も2回目(3月)と3回目(4月)の希望を医師会に提出していましたが、支援活動(JMAT)自体が大幅縮小となってしまい、結局1回しか行けませんでした。

大災害時は集約化した大規模な支援活動がメインとなりますが、様々な事情で入院や避難が出来ない人＝大規模な支援活動の恩恵が受けられない人が必ず出てきます。私達は普段から個別訪問というきめ細かい仕事をしていますので、和歌山での大災害時にも私達の特性を活かした活動を提供するための基礎的な学びを得たと考えています。
何事も現場での経験は大切ですよね。

国産コーヒーの木、1本オーナーになりました。
今はちょうど私の身長と同じくらいですが、近い将来には倍の高さになるそうです。
今年の秋には少量でも収穫出来ることを楽しみにしています。