院長コラムhead doctor’s blog
私が講演や勉強会を引き受ける2つの理由22.11.30
日暮れがすっかり早くなりました。
昼間は暖かくても、夕方にはもう寒いですよね。
体調管理にお気をつけ下さい。
クリニックの開業以来、あちこちで講演や講義、勉強会にお招きして頂いています。
このブログを書くにあたり回数を数えてみたら、40回を超えていました。
主催は、○○協会、○○協議会、○○病院のような大きい組織から、訪問看護ステーションや薬局、介護施設、NPOなどの小さい組織まで様々で、参加者は4人から150人までいろいろでした。
何故、この活動を開業時から行っているかというと、講演料稼ぎが目的ではなく、2つの理由があります。
① 在宅医療の普及啓発のため
私が開業した2017年と比較して、和歌山における在宅医療は少しは認知度が増えたと思いますが、まだまだ地域差が大きいです。
和歌山市から離れれば離れるほど、地域差はさらに大きくなります。
在宅医療を行うサービス提供者(医師、看護師、ケアマネ、リハビリスタッフ、薬剤師など)は、在宅医療に携わっている中で、疑問や悩みがあっても、相談や勉強する機会が少ないので困っている人が多いです。
また、在宅医療を受ける立場のサービス利用者(患者/家族さん)は、そもそも在宅医療の実際を知らない人も多いです。
私が普段行っていることをお話しすることで、少しでも在宅医療の普及啓発になれば良いなと考えています。
② 自分自身の向上のため
講演や勉強会のために準備をする中で、自分自身の知識の整理や復習が出来ます。
当日に受ける質問や感想を通じて、私にとって新たな学びがあることは多いです。
普段の生活では会うことのない人との出会いがあることも少なくありません。
つまり私にとっても大きなメリットがあります。
神﨑先生と2人体制になったことで、遠方(橋本方面や田辺以南)にも行けるようになりました。
私だけでなく、神﨑先生や千葉看護師への依頼もOKです。
講師料は、小さい組織や公共性/福祉性の高い組織の場合は、無料でお引き受けすることもあります。
来年の予定はまだほとんど依頼が入っていませんので、ご希望の方はご連絡お待ちしています。
右の猫 「外は寒そうやな~」
左の猫 「ホンマやな~」
兄弟はずっと仲良しです。