院長コラムhead doctor’s blog
和歌山県の人工呼吸器利用者の電源確保事業について21.7.9
長雨が続いていますね。
熱海の土砂災害も他人事ではありません。
皆さんは、災害に備えておられますか?
和歌山県の助成金の中に、「人工呼吸器利用者の電源確保事業」というのがあるのをご存知ですか?
私はつい最近まで知りませんでした。
自宅で人工呼吸器を使用している患者さんで、災害時などでたとえ数時間の停電であっても命を落とす可能性が高い人に、自家発電装置を確保する際に助成を受けられる制度です。
現在、神﨑先生が担当している神経難病の患者さんに対して、この制度を利用して1台準備しました。
市販されているカセットボンベで発電できる機械で、思ったよりコンパクトです。
重さは約20キロと重いですが、キャスターがあるのでフラットな場所なら一人で十分動かせます。
次回訪問時に患者さん宅にお届けします。
ご興味のある方は、和歌山県健康推進課のホームページでご確認下さい。
制度利用には幾つかの条件がありますので、ご注意下さいね。