院長コラムhead doctor’s blog
時代は19.11.4
10月もあっという間に過ぎてしまいました。
寒くなり体調を崩す患者さんも出てきています。
そして今日も患者さんとのお別れがありました・・・。
夜明け前のガラガラの国道を走りながら、いつも思うのは、病気に祝日も夜間早朝も関係ないということです。
さて、先月某日、ある場所で小さな会合を行いました。
和歌山市の在宅医療の問題点を1つでも改善しようとする有志の会です。
現在の問題点とその改善策を議論しました。
本当に多岐に渡る問題点があり、その改善は長い長い道のりです。
既得権益とぶつかるかもしれません。
組織の壁にぶつかることも予想されます。
しかしほんの数年後の未来を予測すると、そのことを真の意味で認識している人がどれくらいおられるでしょうか?
在宅医療を取り巻く社会環境はここ5年で激変します(勿論悪い方向へ)。
「今、特に問題ないから」と考えている人も多いようですが、残念ながら今後は必ず厳しい状況になります。
構想は数年掛かりの計画です。
開業してまだ2年ちょっとと短いながらも、着実に実績を作り、私の発言の重みも少しだけついてきました。
私たちを応援してくれる人も陽に影におられます。
すんなりと事は進まないでしょう。
大胆かつ慎重に事を進める予定です。
挑戦は、私的な営利目的ではなく、かつ全てボランティアであるというのが、我々の最大の強みです。
具体的な行動はまだもう少し先になりますが、有志とともに挑戦してみようと思います。
日頃の本業は絶対におろそかにしませんので、ご安心下さいね。
またまた日野原先生のお言葉です。
【あなたの寿命の中で、あなた以外の人のために使った時間は何時間ですか。ということを銘々がチェックすべきだ】