院長コラムhead doctor’s blog
神経難病21.6.27
神﨑先生と一緒に仕事をするようになって、神経難病の患者さんが増えました。
私1人の時も少ないながらも担当していましたが、2人で一緒に訪問すると専門医の診療を学ぶことが出来ます。
パーキンソン病やALSだけでなく、医師になって初めて聞く病名の患者さんもおられます。
神経疾患特有の診察や薬物選択、福祉関係の在宅支援制度の提案など、在宅医としてするべき事が多岐に渡ります。
訪問リハビリの指示も、神﨑先生はご本人の病状と今後の予測に生活環境を加味したかなり具体的な指示を出します。
訪問看護師さんやケアマネさんとの情報共有も同様です。
今までの私はここまでの関わりは出来ていませんでしたので、私が学ぶべきことがたくさんあることに気付かされました。
それらの中には、がん患者さんへの訪問診療でも活かすことが出来ることもあります。
神﨑先生が来る前には想定していなかったことなので、神﨑先生が私からがん患者さんの訪問診療を学ぶだけでなく、お互いにプラスの相乗効果になりますね。
ちなみに患者さんやご家族さんには、私と神崎先生は雰囲気が似ているので、一緒に訪問すると兄弟と間違われます。
歳は14才も離れているのですがね・・・。
彼らは本当の兄弟です^^。